2020年4月の緊急事態宣言後、府中市内でも感染防御資源の不足やサービス提供を止めざるを得ない事業所が出始め、在宅医療福祉の崩壊につながる恐れがありました。この状況を打開するために、在宅医療福祉の専門家が有志で集まり、情報交換と課題の把握、その課題解決に向けて、医療や行政、企業、市民などの立場に関係なく、みんなで動くための『府中コロナ会議』を立ち上げました。
私たちの目的は2つです。1つは府中市内の感染拡大防止。もう1つは、府中市の在宅医療介護を崩壊させないこと。2020年4月28日にオンラインで開催した『府中コロナ会議』では、たくさんの方にご参加いただき、「私たちがいま出来ることは何か」という情報交換を行いました。
その後も週1度の頻度でオンライン会議を開催し、今までに府中市における新型コロナウイルス感染症対応ガイドや一般向けのリーフレット作成、物品窓口の設定、アンケート調査などを行い、関係各所と情報交換をしながら、情勢に合わせて動いています。
私たち『府中コロナ会議』は、“いま” 府中の在宅医療介護福祉ができるアイデアをぶつけあい、立場を越えて動くことで、府中市内の感染拡大防止につなげていきます。
発起人 糟谷 明範